― 刺激を減らすだけで、脳は静かになります ―
スマホを見ていて、
「気づいたらこんな時間…」
そんな経験はありませんか？
実はそれ、
脳の仕組みが関係しています。
今回は、スマホ依存を減らす方法をご紹介します。
グレースケールとは？
グレースケールとは、
スマホの画面を白・黒・グレーだけで表示する設定のこと。
カラフルな世界を、
あえて「色のない世界」にします。
一見地味ですが、
脳と目を休ませることができます。
色は、脳の「楽しいスイッチ」
私たちの脳は、
明るくてきれいな色を見ると、
「楽しい！」
「もっと見たい！」
と反応します。
このとき脳の中では、
ドーパミンという
「うれしい・もっと続けたい」と感じさせる物質が出ます。
ドーパミン自体は悪いものではありません。
ただ、出すぎると
👉 やめたくても、やめられない
状態になりやすくなります。
SNSを何となく見続けてしまうのは、
この仕組みが大きく関係しています。
グレースケールにすると、何が起こる？
画面を白黒にすると、
- 色の刺激がなくなる
- 「楽しい！」が起きにくくなる
- スマホが「おもちゃ」から「道具」に近づく
脳はこう感じます。
「これは、ただのツールだな」
その結果、
無意識のスクロールが減りやすくなるのです。
集中しやすくなる理由
色が少なくなると、
- 目に入る情報が減る
- 脳が選ぶことが少なくなる
- 目の疲れも出にくい
そのため、
仕事や読書など、
今やりたいことに集中しやすくなります。
ストレスが和らぐ
常にカラフルな画面を見ていると、
脳はずっと「オン」の状態。
グレースケールは、
脳にとって負担が少ない。
つまり、
脳が休める状態に戻りやすくなるのです。
スマホを白黒にする設定方法（iPhone）
iPhoneでの設定は、とても簡単です。
- 設定を開く
- アクセシビリティをタップ
- 画面表示とテキストサイズを選ぶ
- カラーフィルタをオン
- グレースケールを選択
これで、
画面が白黒表示になります。
ショートカットで素早く切り替えも可能
・コントロールセンターから「設定」→「アクセシビリティ」→
「アクセシビリティショートカット」で「カラーフィルタ」を選択。
サイドボタン（またはホームボタン）をトリプルクリックで切り替えられます。
目が疲れたときや、
夜ゆっくりしたい時間だけ使うのがおすすめです。
もし、この白黒の画面が
「少し楽だな」と感じたら、
それは脳が休みたがっているサインかもしれません。
実は、電池にもやさしい
iPhoneなどの有機ELディスプレイでは、
黒い部分は光らないため、
電池をあまり使いません。
グレースケールは、
ちょっとしたおまけとして
バッテリー節約にもつながります。
まとめ
グレースケールは、
✔ スマホ依存をやわらげ
✔ 集中しやすくなり
✔ 目と脳を休ませる
とてもシンプルな
デジタルデトックスの方法。
整えることは、
足すことより
減らすことなのかも。
脳を休ませる時間、足りていますか？
グレースケールは、
日常でできる小さなセルフケア。
けれど、
思い切ってセラピストに身を委ねるのも一つの手です。
スマホを閉じたその先にある、本当の余白を体験してみませんか。
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